今回は前回に引き続き、「中医学的感情の整理」について。
けっこうたくさんの質問をいただきました。
ポジティブ思考がダメだったとは!
分かったようなわからないような・・・
もっと具体的な方法を教えてほしい
そして、もっとも多かったのは
「いいことがあったのに、なんで悪いことも想定しなきゃいけないの?」
でした。
なので今回はさらに具体例を出し、お伝えしていきます。
※Y:Aさんごめんなさいm(__)m
次回、香りものについてはお伝えしますね。
①散歩に行けてご機嫌♪
のモモタロウ
②おもちゃを取り上げられ、
怒り狂うモモタロウ(-_-;)
①と②のように、私たちの感情は1日のうち何回もアップダウンを繰り返しています。
そう、アップダウンです。
アップすれば、必ずダウンするんです。
なので、感情に浸りすぎると反動が必ず起きるということなんです。
その反動、つまり「心の振り幅」を少なくする方法が陰陽の観点から感情の起伏を捉えるということなんです。
++++ ++++ ++++
中医学では「喜び」の感情は心、つまり心臓が司るとされています。
喜んでいる時って、心はどんな感じでしょう?
ワクワク
楽しい
とてもいい状態ですよね。
では、
「喜びすぎる」とどんな感じでしょう?
興奮
カッカしている
心臓バクバク
この状態、果たして健康でしょうか?
中医学ではこのような状態が続くと、心臓に負担がかかるとされています。
なので常に興奮状態を求める「スポーツ選手」や「やる気大好き人間!」に心筋梗塞、心不全が多いとされているんです。
でも、人生の中で仕事の出世や結婚など、思いっきり喜びたい時だってある!
もちろんそうですよね。
ここで前回もお話しした紙に書き出してアウトプットする方法です。
メリット・デメリットを書き出して、心をクールダウンさせていきます。
そうすると事象から起こる「様々な背景」を捉えることができます。
「仕事で出世」した場合。
メリット:
世間体がいい
年俸が上がる
部下が増える、慕われる
デメリット:
成果、成績を出し続けないといけない
責任が増える
部下が増える分、管理も増える
年俸が増えるが、税金も上がる
「結婚」した場合。
メリット:
世間体がいい
ひとりじゃない、家族が増える
新しい生活
ラブラブ生活♡
一緒に食事を楽しむ
デメリット:
家族が増えた分、家事の負担が増える
ガラっと生活が変わる
ひとりの時より自由な時間が少ない
ラブラブ・・・だけではない価値観のぶつかり合い
食事の好みが違い、どちらかが我慢して合わせる
このように、何かを得れば必ず何かを失う。
陰(ネガティブ・デメリット)、陽(ポジティブ・メリット)は常に同居しているということです。
しかし、ただ同居しているです。
起こっていることは、ただ、今ここにあるだけ。
それをどう捉えるのか。
心を怒りの感情に支配されるのか、喜びの感情に支配されるのかは「その人の捉え方次第」ということです。
なので、今日からは
ポジティブ思考ではなく、中立思考でいきましょう♡
中立で捉えていくと、「ま、いっか」の連続です。
このいい加減さが、小さなワクワクや常にニコニコしていられるという「余裕」です。
この余裕が引き寄せを加速させるんです。
おかげで私も昔は何かと細かい人間でしたが、かな~り大雑把な人間になってしまいました。もう昔には戻れません 笑。
お金をいただいてる仕事には集中してエネルギーを使いますが、それ以外は
「こうあるべき」という考えはさらっさらありません。
ま、好きなことを仕事にしてお金をいただけてますからね(^o^)
幸せです☆
ここで、ひとつ名言。
「自分に優しく、人にも優しく」
あれ、違うよねと思った方(+o+)
「人に優しく、自分に厳しく」
って言葉がありますよね。
コレって、絶対ムリなんです。
自分に厳しい人って、人にも厳しいんです。
人間って、自分に接しているように他人に接するものなんです。
周りの人をよ~く観察してくださいね。
そんな人、どこにもいませんから。
もしいれば、その人はどこかでバランスをとっています。
周りの人には優しく見せて、別のところで当たり散らかしていたり・・・。
ではでは。
次回はいただいた質問によって変わるかもしれませんので予告なしで。
今日も読んでいただき、ありがとうございます♡