この世界は、美しい。
この言葉が今朝から頭の中でループしていて、
どうしても書かずにはいられない。
今日はそんな記事です。
☆☆☆
女優の竹内 結子さんが
自死されましたね。
とってもステキな女優さんで、
映画 ストロベリーナイトでは
893×警察官という”禁断の愛”、
そしてせつないラストは
深く心に残りました。
状況から見て「産後うつ」でしょうね。
遺書がない、突発的な行動だから。
かなりの頑張り屋さんだったようで、
抑制していた感情が
子宮に溜まりにたまって、
出産を機にあふれ出してしまった。
「ヒステリー」という言葉は、
古代ギリシャ語の「子宮」のことです。
だから女性は感情を溜められない。
だったら一時的に
ヒステリックになってもいい。
今はとにかく吐き出そう。
それでいい。
それが出来なければ、
溜めればためるほど、
”攻撃”としていづれ出てしまう。
それが他人に向くのか、
自分に向くのか。
それだけのこと。
☆☆☆
昨日はこのニュースが頭にひっかかり、
なんかうまく動けなかった。
で、今朝。
アイアム瞑想を終えて、
ふと、すごく悔しかった記憶が
よみがえってきた。
次の瞬間。
涙がボタボタボタ・・・
大粒の涙が、両目からあふれ出して。
記憶がよみがえって、
涙ボタボタまで時間にして3秒。
そんなこと、
すっかり忘れていたはずだったのに。
一語一句、思い出した。
同僚から慰められて、
ぜんっぜん平気だよ♪って顔してたけど
家に入った途端、玄関で泣き崩れた。
くやしい、くやしい、くやしい・・・
上司から言われた言葉、
された仕打ちを、
その時の感情をありありと、
まるで目の前で見ているような臨場感。
パラレルワールドの狭間から、
覗いている今の私がいた。
しかし、次の瞬間
この世界は、美しい
その言葉が全身を駆け巡った。
☆☆☆
ここ最近、
やたら過去のことを思い出します。
それは北京にいた時のこと。
きっと人生の中で、
一番どう生きたらいいのか
分からなかった頃。
オーストラリアでワーホリ経験していたので、
海外生活なんてなんとでもなると思ってた。
・・・打ちのめされた
手探りで、もがくように生きていた。
そんな日々でした。
☆☆☆
で、現在。
泣いた後、無性に
「鳥ごぼうご飯」と「いちじく」が
食べたくなって✨
チビ太保育園に送った後、
スーパーでゆったり買い物。
あ、玄関に新しい花を買おう。
黄色のオンシジュームと赤いとうがらし、
紫の実ってなんか秋っぽいし。
すっかり飲んべぇになってしまい 笑、
今夜の焼酎は何で割ろっかな〜💕
杏のシロップに決めた✨
家に帰って、
柴犬モモタロウと庭でボール遊び。
旦那から電話で、
チビ太の七五三どうする&モモタロウが
かわいい💕トークで盛り上がり。
炊飯器からシュッシュと・・・
リビング中に漂う鳥ごぼうご飯の香り。
お腹減った〜〜💦
あと10分!とか言いながら待つ至福の時。
やっと炊けて、思わず
「うんまい!」
って言ってる。
その後、いちじくを食べる。
トロッとした食感と種のプチプチ感、
もう止まらず、
食べる、食べる、食べる。
手をベトベトさせながら、
ムシャムシャむさぼりつく。
また、頭の中に鳴り響く。
この世界は、美しい
おいしい
いい香り
美しい
ふわふわ(モモタロウの頭)
この世界は、美しい
この世界は、美しい
この世界は、圧倒的に美しい
☆☆☆
過去、とてつもなく孤独で苦しかった時。
今は分かるの、
あの時感じた
圧倒的な闇
があるから、
今、圧倒的に彩り豊かなんだって。
そう、”圧倒的な暗闇”という
コントラスト
は
圧倒的な光の世界
へ導いてくれた。
ただ、そこに辿り着くには
自分の闇を向き合わないといけない。
闇を直視したら、光が視える。
光の中では、同化して視えない。
そしたら
この世界は、美しい
に気付ける。
グダグダな過去も、
憎らしかった上司も、
あの人もこの人も全部ひっくるめて
この世界は、美しい
☆☆☆
竹内 結子さんも”自分の闇”を
視ようとしたのかもしれない。
でも、やっぱり直視できなかった。
産後で溜め込んでいた感情が
あふれて止まらないはずなのに、
そんな自分を攻撃してしまった。
「自分を大切にする」と
「他人を大切にする」は同義語。
自分と向き合わないと、
いづれどちらかを攻撃するしかなくなる。
窮地に追い込んでしまう。
この世界は、美しい
それは、圧倒的に自分の感情と、
自分の生き方に向き合った人にしか
視えない世界。
この世界は、美しい。
★ブルームRyoko★