こんにちは、Ryokoです。
前回の「父の旅立ち」でたくさんのコメント
本当にありがとうございました☆
親子の垣根を取っ払い、同じ人間同士で
ウガーって言い合えてよかったという人、
言い合いたかったなぁ・・・という人、
私もウルウルしながら読ませて
いただきました。
今日はそんな愛しいダメ親父を題材にした
映画 blank13。斎藤 工監督、初の長編作品です
ダメな子ほど可愛いというように、ダメ親父ほど愛しい?そんな実話を基にした物語
実はこの映画を観たのは一ヶ月前。
俳優 斎藤工さんが監督というのも知らずに、
アマゾンプライムに表示されていたから、
なんとなく観てしまったのですが。
・・・この人、天才ですね☆
シュタイナー学園出身というのは
知っていました。
が、
こんなにも魂が揺さぶられ、
こんなにも親子の性(さが)を面白おかしく、
こんなにもせつなく映像化できるとは・・・。
そして今。
この記事を実の父の死後に
書くことになろうとは・・・。
原作は放送作家、
はしもと こうじさんの実話。
当時は現金輸送車の運転手として
働いていましたが、父の死をキッカケに
好きなことをしようと放送作家になる
決意をします。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
元々はショートフィルム作品でしたが、
海外映画際に出品できる70分という尺に
変更することに。
きっと世間でいう、ろくでなしのダメ親父。
こういう大人になっちゃいけないよ、
私たちはそう教育されてきました。
でも、そんなダメ親父映画は、
1年後には全国の映画館で上映され、
海外の映画祭でも賞を総ナメ。
なんで、こんなに世界中の人が
魂を揺さぶられるのだろう
小さい頃に姿を消した父。
13年後、余命3ヶ月という知らせが入る。
わだかまりの消えないまま、旅立つ父。
葬儀で父と最後の対面。
しかし、自分の知らない父の姿が
そこにはあった・・・
ストーリー自体はよくあるものかもしれません。
でも、斎藤工監督の手腕がすごすぎて・・・
映画が途中でひっくり返るんです☆
続きはぜひ、実際に観てください!
この映画、
短いながらもすごいキャスティング☆
こういう役、やっぱムラジュンだよなぁ☆
グレーな世界に住む面々。
特に佐藤 二郎劇場がいい感じで。
この人の空気感、やっぱいいわぁ♡
さらに!
福山 雅治さんが製作に関わっていたらしい☆
今、知ったぞ!!
亡くなったお父さんと近いキャラだったんですね。
これまた主題歌がいいのよ〜、
ハナレグミの「家族の風景」を
しっとりと笹川美和さんがカバーしています。
友達のようでいて〜、他人のように遠い〜♪
遠いからこそぶつかり合える。
ぶつかり合うからこそ、魂が揺さぶられる。
親子って、
やっぱり深いつながりでしかない。
そんな存在だから。
★ブルームRyoko★