こんにちは、Ryokoです。
父が旅立ちました。
長らく病と戦っていた父。
20年前からいつ死んでもおかしくないと
されていました。
今度こそダメと何度も呼び出され、
喪服も用意して・・・
生き返る
もう、死ぬしぬ詐欺と呼んでましたよ 笑。
そんなコントのような出来事も
突如終わりがやってきました。
連絡が来た時、すでに息はありませんでした。
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父の亡骸を前に、あふれてきた感情は
いっぱいケンカしたね
いっぱいウガーっ💢て言い合ったね
出て行けーって言われて、
あぁ!二度と来るもんかって。
そして後からバス停まで追っかけて来て、
スマン!って謝れて、私も謝って・・・
次に会ったらまたケンカして・・・
ウガガガーー💢
小さい頃に一緒に過ごしたこと
年老いた親を旅行に連れていったこと
親子の時間をできるだけ長く過ごすこと
こういうことが親子の思い出になる・・・
そう思ってませんか?
そうじゃないよ。
私は全然違った。
そんなのは記憶としては残っているけれど、
亡骸を前にして、走馬灯のように蘇ったのは
本音でガンガン言い合えたこと
親と子を超えて、
人として向き合えたこと
離婚してから30年間、
ひとり暮らしだった父。
世間でいう理想の父親像とはかけ離れ、
それはそれは私も苦しんできました。
そんな父でも受け入れなきゃって思ってた。
それはやっぱり父だから・・・って。
そんなこと言っちゃいけない、
思っちゃいけないって。
でも、無理だった。
イヤなものはイヤだった。
感情があふれてあふれて、
涙が止まらなかった。
だから思いっきりぶつけてみることにした。
やっぱり親子といえども人間同士。
親だから、子だからとか、
そんな罪悪感持たずに、
ウガーって本音で、
親子という垣根を取っ払って、
ただただ人として、
本音をぶつけ合ったあの時のことが、
一番、心に残ってる
一番、嬉しかった
一番、スッキリした
一番、この人が父で
よかったと思った
分かり合えた分かり合えないは関係ない。
あなたが本音をぶつけたことで、
あなたがどう心が楽になったか。
ただ、それだけ。
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親孝行って、行為じゃないよ。
あれやっとけばよかった。
もっと会えばよかった。
旅行にでも連れていけばよかった。
そんな世間でいう行為じゃない。
物質的な距離は離れていても、
どれだけ本音で
どれだけ感情をぶつけて
どれだけ嘘つかずに
どれだけ正直に・・・
それだけなんじゃないかな。
人間遅かれ早かれ、みんな旅立ちます。
面倒だからと上っ面だけの言葉で、
形式的に親孝行したかのように
取り繕う。
そうやって生きてきた人と、
衝突してでも本音で言い合えた人は、
どっちが悔いが残らない?
自分に問いかけてみたら、
答えはすぐに出るよ。
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最後に会った時の言葉。
父:
子育て頑張ってなぁ〜。
私:
お父さんもね。
人生楽しんでね!
そんな他愛のない会話だったなぁ。。。
お父さんへ。
あなたのおかげで、
これでもかというぐらい心のことに向き合えた
あなたのおかげで、
本音をぶつけ合う大切さを知った
あなたのおかげで、
中医学の世界に足を踏み入れることができた
あなたのおかげで、
自分ビジネスができるようになった
あなたのおかげで、
無邪気な子どものように戻ることができた
この人生はどうでしたか?
なかなかドラマティックな脚本でしたね。
たくさんの愛をありがとう。
あなたの娘より。
2019年2月12日 永眠。
★ブルームRyoko★